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柑橘について

韓国自然農法とは

韓国自然農法

 趙 漢珪(チョウ ハンギュ)という韓国の農業者が同士が考案した農法のことです。韓国自然農業では、地域の資源や風土から得られる天然の恵みから天恵緑汁を作って活用し、土着微生物を生かすことで、自然に調和した農業を目指しています。

 中島は海に囲まれており、多くの海藻が簡単に手に入ります。長盛園では、作物の成長の段階や季節によって、ヨモギなどの野の植物や、ホンダワラなどの浜に打ち上げられた海藻を天恵緑汁の材料にしています。


天然の植物エキス ”天恵緑汁”

天恵緑汁】(てんけいりょくじゆう)

 ヨモギやセリなどを黒砂糖で漬けて浸透圧で抽出した液のことです。これは韓国の趙漢珪氏が考案し、自然農業に欠かせない農業資材として韓国ではたくさんの農家に常備されています。

 趙先生は、「ヨモギやセリは自然の恵みを受けて、それぞれの特徴が形になって表われています。天恵緑汁はその自然の精気を取り出して、何百倍何千倍にして活かすものです。植物は血液と葉緑素と繊維でできていますが、天恵緑汁はこの血液と葉緑素を抽出したものです。一般的に葉には1立方センチあたりに10万、15万の微生物が棲息しているといわれていますが、2分の1以上は乳酸菌と酵母です。この酵母があるので、黒砂糖で漬けると発酵してアルコールになります。それで水には溶けない葉緑素も微アルコールで溶けてしまうわけです。」と説明しています。

 つまり天恵緑汁は乳酸菌や酵母の入った、自然の精気あふれる植物酵素液と言ってもいいと思います。これが作物や家畜に栄養と活力を吹き込むわけです。微生物の働きも活発にしますから、土づくりにも欠かせません。人問の健康にもとても良いものです。

※天恵緑汁は日本自然農業協会の意匠登録名です。

(NPO法人 日本自然農業協会HPを参照しました。)


土の中の大きな力 ”土着微生物”

土着微生物

 土着微生物は、広葉樹や竹林から簡単に採取できます。それを拡大培養して元種をつくり、堆肥やボカシ肥などに利用したり、液肥にして作物にやったり、鶏や豚にも活用します。土作りの基本は、まずこの土着微生物の力を借りるところから始まります。

 その地域に昔から棲んできた多様な土着の土壌微生物たちは、それぞれバランスを保って生きてきたので、その地域にもっとも親和性があり、そして力も強いのです。身近なところにこそ宝物が埋まっているのです。

(NPO法人 日本自然農業協会HPを参照しました。)


マルチな草 ”オオナギナタ”

オオナギナタ

 「ナギナタガヤ」という雑草が、果樹農家の間では数年前から注目されています。伸びるだけ伸びたら初夏に自然に枯れて倒れてくれるので、その後夏草が蔓延る季節にはマルチとして役立ってくれます。この倒れた草は、年々堆積されていきひとつの層まで作ってくれます。その上、いったん広まれば毎年種を落とすので、種を蒔く必要もありません。萱なので、木に巻き付くこともなく、それほど高くまで伸びる草ではないので、あまり手入れする必要はありません。

 しかし、一面に生やすことが難しいのが欠点で、長盛園でも以前種を蒔いてみましたが、他の雑草に負けて生やすことができませんでした。そこで、ナギナタガヤと同じような役目をしてくれる「オオナギナタ」に代えると、成功しました。オオナギナタは、ナギナタガヤよりも太い茎で、人間の足で踏み倒す必要がありますが、畑のメリットとしてはナギナタガヤとほぼ同じです。